今井絵理子参議院議員不倫疑惑

元SPEEDの今井絵理子参議院議員が、私の地元の神戸市議と不倫をしているのではないかという疑惑報道が週刊新潮により報道されました。

まだ私は週刊新潮を読んでいませんので詳しくは分かりませんが、テレビでの報道の限りでは不倫を疑われても仕方のないような行動やその写真が掲載されているようです。

今回の今井絵理子参議院議員及び神戸市議が不倫をしていたかどうかは別として、不倫は民法709条の不法行為に該当し、損害賠償(慰謝料)の責任を負います。不法行為はしてはいけませんね。

ただし不倫を始めた時点で、夫婦関係がすでに破綻していた場合(例えば別居しており、夫婦関係が破綻していると判断された場合など)は、損害賠償(慰謝料)の責任を負いません(負わない可能性が高い)。

例えば今回の件でもし本当に不倫関係にあったと仮定します。ただ、不倫関係になる際に今井絵理子参議院議員が神戸市議から「もう俺たちは夫婦関係が破綻しているのです」と言われて不倫をした場合は、今井絵理子参議院議員は損害賠償(慰謝料)の責を免れることになる可能性が高くなります。

一方で、神戸市議の方ですが、奥様も「不倫関係がその時点で破綻していた」と言うと同様に損害賠償(慰謝料等)の責が免れる場合があります。ただ、ここで問題となるのが、一方が破綻状態にあったと主張しても、もう一方が、破綻状態ではなかったと主張した場合です。

こうなるとどちらが真実なのかを争うことになります。もうこうなると弁護士の先生に相談し、証拠集めをし、どちらが本当であったのかを立証していくことになってしまいます。大変なことになりますね。

そもそも離婚をしてから関係を持っていたら、何の問題もありません。ただ離婚したくても色々な事情で離婚が出来ないというケースは多々あります。ですから、「離婚してから・・・なんて正論を言われても」と言われる方も多いでしょう。

もう5年以上も別居生活で一緒に食事に行くこともなければ、会うことすらない。連絡と言うと電話程度。離婚したいと言っても合意してくれない。そんな中で好きな人が出来てしまった。そんな場合でも、できれば話し合いを持ち協議離婚をするか、それが無理であれば調停や裁判等でまずは離婚をし、その後に親密なお付き合いを始められることを私としてはお勧めします。ちなみに、異性と一緒にお茶や食事をしたり手を繋いだり、キスをする程度では不倫(不貞行為)とは認められないことが多いです。

あと余談ですが、浮気と不倫って何が違うの?と友人から聞かれたことがあります。確かな定義があるのかどうかは分かりませんが、、一般的には婚姻関係のある夫婦の一方が異性と肉体関係等を持った場合は不倫と言われます。一方、恋愛関係のある男女(いわゆるカップル)が他の異性と肉体関係等を持った際は一般的に浮気と言われます。この場合に不倫とは一般的には言わないですね。

さて話を戻しますが、ちゃんと離婚してから親密なお付き合いをしましょうと言いましたが普通は「そんなに待っていられない」という気持ちになると思います。こんな場合は上記のような、場合によってはトラブルになる可能性も視野に入れながら(覚悟しながら)、お付き合いが出来るのであれば、自己責任で判断をお願いします。