行政書士の目的とは

大変ご無沙汰しておりました。完全にいいわけですが、やはり1月2月は早いですね・・・・。気づいたら3月になっていました。そして気づいたら2か月近くブログの更新をしていませんでした。

今年に入ってからの約2か月と少し。皆様、どのようにお過ごしでしたか?新型コロナウィルスの再拡大により、緊急事態宣言が出され、関東の3都県以外は解除されたとはいえ、いつ自分に感染するか?神経がすり減りそうになるぐらい慎重に行動を起こさなければならないのは、限界に近くなっている気がします。

ワクチンも日本に到着し、医療従事者から接種が始まりましたが、我々に接種されるのはいつ頃になるのでしょうか?またワクチンを打てば、以前と同じとは言いませんが、以前のような生活に戻れるのでしょうか?イギリスやアメリなど海外では、既に接種が始まっていましたが、私の感染者は減って以前のような生活に戻りつつあるのでしょうか?
この新型コロナウィルスは何もかもが不透明で結果が分からず、いつまでも不安が拭い切れません。

ただ以前このブログでも書きましたが、このような感染症が起こったのは今回の新型コロナウィルスだけではありません。色々な感染症の歴史があるようです。その感染症と果敢な医学者、薬学者などの専門家が研究に研究を重ね、そのおかげで感染症をなくし、以前のようなマスクせず、3密でも気にせず、旅行やイベントに参加し楽しい生活が出来ていました。
ですから今回も必ず乗り越えられる時が来ると思いますので、今非常に昼夜を問わず頑張られている医療従事者、医学者、薬学者を応援し、助けてもらいましょう!そして我々も協力して乗り切っていきましょう!

さてかなり前置きが長くなりましたが、行政書士の目的って何でしょうか?
行政書士という資格名もご存じではない方がまだ多い中で、目的と聞かれても分かりませんよね。。。
ただ目的を知ると、行政書士は何をするのかが少し明確になります。
行政書士法という法律があり、そこの第1条に目的が明記されています。
「行政に関する手続きの円滑な実施に寄与し、あわせて、国民の利便に資すること(一部抜粋)」
これが目的です。法律用語って難しいですよね。要するに国や地方自治体に対して行う手続きを専門家として専門知識を活かし国民の代わりに行い、それにより国民が困ることなくスムーズに手続きを行えるようにする、と言うとざっくりですがお分かりになるかも分かりません。

生活の中で、国や地方自治体との関係は切っても切れない関係にあります。簡単で身近な例を申し上げますと住民票の取得や戸籍謄本の取得です。これも一応、手続きと言っても良いのではないでしょうか?そしてちょっと身近ではない方が多くなりますが、何かの事業を起こす場合などでは「許可」「認可」「届出」などが必要となることがあります。実はここで行政書士は実力を発揮します。

ほぼ全国民が行うことがある住民票の取得や戸籍謄本の取得は行政も誰でも簡単に出来るような仕組みが整っております。しかし、許可、認可となると、どうでしょうか?許可というのは原則禁止されていることを特別に禁止を解除するということです。原則禁止されていることを特別に行うことを許すわけですから、厳格な手続きで行わなければなりません。原則禁止というには理由があり、だれでもが行うと国民に害が及ぶ可能性があるからです。ですから特別に許すからには、細かい書類などを提出し、特別に許してよいのかどうかの審査がなされ、許可がおります。

私の事務所にも、インターネットで調べて自分でやろうと思ったけど、難しくて分からないので手伝ってほしいというような問い合わせが来ます。
こうなると行政書士は水を得た魚のように、専門知識を活かし、ご自身で行うより迅速に手続きを行います。ですから、もし許可などでお困りならば、ぜひ行政書士に一度ご相談してみてください。

ただ行政書士の業務は非常に多く、それぞれ専門分野があります。専門外の分野について依頼をしても、それなりにネットワーク等を活用し、また基礎知識から迅速に手続きを行いますが、やはり専門分野の方がより迅速かつ丁寧に行えます。
弊所は専門分野の1つに「薬事に関する許可」をあげております。医薬品、医薬部外品や化粧品などの許可は全国での実績多数です。より安価により満足が出来るサポートを目指しておりますので、ぜひお困りのことがあればご相談ください。

なお他にも行政書士は民事関係の書類作成も専門としています。例えば「契約書の作成」「離婚協議書の作成」「遺言書の作成」などです。行政とはちょっと違いますが、こういうことも専門にしていますので、こういう場合もぜひご相談ください。