相続・遺言について

日本は、高齢社会になっています。高齢化率は、26%程度となり4人に1人は高齢者ということなります。今後もこの割合は増えていくわけで、いずれは2.5人に1人は高齢者になると見込まれています。こう考えると、ほとんど半分が高齢者ということになります。

人は必ず「死」というものがあるもので、世の中、絶対ということは、あまりありませんが、この「死」については誰もが絶対、訪れるものとなります。日頃、生活をしていますとあまり「死」ということを考えることは少ないかもわかりません。もし考えたとしても、漠然とではないでしょうか?

「私が死んだあと、こうなって、ああなるのだろうなあ・・・」とお考えの方、当たっていないわけではありません。おそらく、そうなるでしょう。しかし、意外とそうならない場合があります。特に、お金が関わってくると、様々な親族間でのトラブルも生じてきます。最悪の場合は、いわゆる骨肉の争いになりかねません。もし天国があるのであれば、「え?こんなはずではなかったのに・・・」と天国から感じるかも分かりません。

ただ、完全ではありませんが、天国から遺族へメッセージを送る方法があります。「遺言書」です。もちろん、遺言書があるがためにトラブルになることもありますが、やはり、故人の最後のメッセージは遺族にとっては唯一の道しるべにもなります。これにより、少なくとも遺族の相続に関する判断材料になり、すんなりと解決もできるかもわかりません。

どちらにしましても、遺言書は作成しておくことがメリットになることは多々あります。遺言書と聞いて、なんとなく抵抗感はあるかとは思いますが、ここは一度、我々のような専門家にご相談いただけないでしょうか?私は、無駄な遺言書は勧めません。ただ、親族の関係から判断し、必ずと言っていいほど作成するべきだと思った場合は、お勧めします。

行政書士事務所は、敷居の低い法律家とも呼ばれています。お暇なときでも結構です。一度、当事務所へご相談にお越しください。(要予約)

ストレス解消?

皆さん、日頃お仕事をしていると、だれしも少なからずストレスは感じるものですよね。
皆様は、どのようにストレスを解消されているでしょうか?

ジムに行って体を動かす、スポーツで汗を流す、カラオケに行く、飲み行く・・・人それぞれ解消の仕方は違うと思いますが、何らかの方法で解消しないと次第に目に見える形で精神的、肉体的に影響が出てくるようです。特に、免疫力の低下はあるようですね。風邪をひきやすくなったり、うつ病になったり・・・

先日、神戸商工会議所で再生医療の件で講演会を聞きに行ってきました。私は医者でもなく専門家ではないので、ほとんど理解はできませんでしたが、なんとなく心に残っているのは、人間は皆、1日に5000個ほどのガンが発生していようです。しかし、それがガンという病気にならないのはリンパ球がそれを1個1個退治しているそうです。しかし、例えば風邪などを引くと、リンパ球がそちらに向かい、ガンを攻撃するリンパ球が減るそうです。驚きました。

たかが風邪と思っていると、体の中ではこのような現象が起きているのですね。注意しなければなりません。

そしてこれは素人考えですが、ストレスを溜めると免疫力が落ちると言われていますが、これもガンになる確率を上げているのではないかと思います。

ですから、私もストレスを溜めないようにどこかで解消をしなければならないと思っているのですが、今は特に何も解消方法が分からず(というか解消しようと思っていないのかも)唯一の解消手段は、お酒を飲むことぐらいです。解消しているかどうかわかりませんし、またお酒により肝臓に負担をかけているようで、解消<肝臓の負担となっているかもわかりません。

趣味といえば、本来、旅行やドライブに行くことなのですが、一人で行くところもなく、金曜日に飲みに行って土曜日は二日酔いでボーとテレビを見てゴロゴロ、日曜日も洗濯や掃除をすることぐらいで、あとはオンデマンドの映画鑑賞ぐらいです。しかも、見ている間に寝てしまい、何度も巻き戻して何回も見ているような状態です・・・

これではダメですよね!来年は、なんか違う休みを過ごせるように考えようと思います。

化粧品の業界

最近、民放テレビを見ていると、ほとんどと言っていいほど、化粧品のCMをしているように思います。
それだけ、日本人の「美」への追求の需要が高いのではないかと思います。

私の事務所の中心業務の一つに薬事関係の許認可があります。人体に影響する商品ですから、もちろん許可の取得や、その後の運営には厳しい決まりがあり、なかなか初めての方でしたら、理解しがたい難しいルールです。それでも、許可を取得し、化粧品の販売をしてみたいという方は多く、様々な問い合わせが来ております。

もちろん許可要件が揃えば、兵庫県でも大阪府でも京都府でも、その他近畿圏から四国地域まで許可の取得は早急に行います。しかし、いつも心配しているのが、その後の運営です。というのは、許可を取得し喜んで、違反をしているとも知らず雑品を販売するように気軽に販売をされる方が多々おられるからです。実際、ネット販売や、様々な店頭に並んでいる化粧品を見ていますと、明らかに違反をしている商品が見受けられます。そして、これがさらに違反を助長しているように思います。

違反を助長?どういうことかと申しますと、許可は取得したのですが、化粧品の販売のルールが分からず、違反をされている商品を参考に商品を製造販売される場合です。かなり危険です。
自動車で言いますと、交通ルールを知らない人(免許の取得されている方は、ほとんどいないと思いますが・・・)が50km/h制限の道路で100km/hで走っている自動車があり、「あ、ここは100km/hでも大丈夫なんだ・・・」と思い、100km/hで走り、いずれパトカーに捕まり、免許停止などになるようなものです。「え?そんなルールあったの?」です。ちょっと強引な例えですが・・・
しっかり交通ルールを知っていれば、100km/hで走るようなことはありえません。

つまり、化粧品の許可もルールをしっかり知り、そのルールに従い販売を行わなければなりません。他社はもっとルール違反をしているじゃないか!は通用しません。交通ルールもそうですよね!よくパトカーに捕まり決まり文句のように言うセリフですが・・・

化粧品でルール違反をすると、交通ルールよりというと語弊がありますが、とんでもない損失を被ることがあります。それは、会社の信用失墜、金銭的な損害が大きいからです。特に、長年違反商品を販売していると場合によっては、廃業に追い込まれかねません。

ですから、私の事務所では顧問契約をとっていただくことをいつもお勧めしています。顧問として、許可取得後もしっかり化粧品の販売ルールを理解して頂くようにご指導差し上げ、安心して末永く販売をして頂きたいからです。感情的にも、私が許可を取得した会社様が、違反行為が影響で化粧品の販売ができなくなった、または、もう化粧品の販売を辞める、というのは悲しい限りです。

最後は、なんかまとまりのない文章になりましたが、ぜひ、化粧品の販売をされる場合は厳しく自己チェックをして頂きたいと思います。