食材偽装そして「サケ弁当」・・・

昨年からブログの更新をしていませんでした・・・

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
本年も、当事務所をよろしくお願い致します。

今年に入り、やしきたかじんさんがお亡くなりになったというニュースが入りました。
今でも信じられません。
「お前ら何信じとんねん!嘘じゃ!俺はここに元気に生きとるわ、あほ!」なんて言って番組に出てきそうな気がしてなりません。
看板番組では、追悼企画が放送され、たかじんさんの気持ちをくんで無理に明るくする司会者や、それでも思い出すと涙ぐむ方々・・・本当に、愛されていた方なんだとつくづく思います。
たかじんさんが最後に奥さまにメールした内容が「ちょう飲みに行ってくるわ!」だったそうです。死期を悟ってのメールだったそうです。おそらく今頃、天国でお酒を飲みながら番組を見ているのではないでしょうか?

さて、そのたかじんさんが生前に「良いもんは良い、悪いもんは悪い」「美味しいものは美味しい、まずいもんはまずい」と言っていたそうです。
昨年から大手ホテルの食材偽装問題がニュースを駆け巡っていました。
そして最近は、サケ弁当を「トラウトサーモン弁当」と表記するべきというガイドラインを検討中のようです。
行きすぎではないか?などとニュースでは取りざたされております。

もちろん偽装はいけません。食の安全にかかわるような産地偽装は特にです。
しかし、たかじんさんが言っていたように「美味しいもんは美味しい、まずいもんはまずい」たとえサケ弁当のさけがトラウトサーモン(ニジマス)であったとしても美味しくてサケだと思って食べていれば、それはそれで良いような気がします。
もしそれがまずければ、おそらく消費者は気づき買わなくなるでしょう。

営業とは何か?「相手をその気にさせること」私は以前働いていた営業会社でそう教え込まれました。
メニューや商品名も一つの営業ツールです。消費者がその気になり美味しく食事ができれば、それで良いのではないでしょうか?

もちろん何度も言いますが、体に入るものですから後々体に害が出るような虚偽の表示はだめです。
ただそうでなければ、「美味しいもんは美味しい」これでよいのではないでしょうか。