契約に契約書は必要??

突然ですが、皆さん、契約に契約書は必要でしょうか?

Aさん「このパソコン売ってあげるよ」

Bさん「わかった。買うよ」

Bさん「やっぱり、ほかのパソコン買うから買うのやめる」

Aさん「契約違反だ!」

Bさん「契約書書いてないし、あんな契約、無効だ」

さて、このやりとりではどっちが正しいでしょうか?正解は、Aさんです。契約書がなくても、実は契約というのは成立してしまうのです。難しく言うと、日本の法律は「意思主義」をとっており、お互いの意思の合致(申込と承諾の意思の合致)で契約は成立します。つまり、口約束で契約は成立するのです。まあ、冷静に考えると当たり前ですが・・・(駄菓子屋でガムを買うとき、契約書なんて書かずに契約が成立し、ガムは買えますものね)

ただ、契約書を書かないでいると、あとあと「言った」「言わない」のトラブルになります。特に、日常生活で多くあるのが「お金」の貸し借りです。捨てる覚悟ができる金額なら良いのですが、そうでないときは、ぜひ「契約書」を作成し、お互いサインをするようにしましょう!そうすることで、借りる方も、借りた!という意識が強く生まれますし、万が一、返済がなかった場合に、契約書を見せると素直に返済に応じてくれる場合もあります。

ただ、契約書?そんなもの書いたことないし、書けないよ~っていう方も多いのが現実です。そういう時は、トラブル未然法務の専門家、書類作成の専門家である「行政書士」に是非、お任せください。そして、このブログを読まれたのも何かの縁ですので、よろしければ当事務所へお願いします・・・っと、またまた宣伝となってしまいました。

コメントを残す