欠点は誰にでもありますが・・・

今季限りで退任することになった中日ドラゴンズの落合博満監督が言った名言があります。

「欠点を直す事、それは良い部分が失われる事でもある」

人には誰しも欠点はあります。そしてその欠点を誰しも直したいと思われると思います。
しかし、その欠点は、本当に欠点でしょうか?欠点を直すことで、本当に良くなるでしょうか?

私は、離婚相談を多く受けていますが、中には欠点に我慢できずに離婚という決断をされている方がいます。
もちろん我慢できない欠点もあるでしょう。そして欠点をなくせば、素晴らしい夫婦生活になるかもしれません。
しかしその欠点があるからこそ、相手が普通に生活しているのだと考えてみてください。

例えば、片付けが出来ない、朝起きれない、人の話を聞かない・・・などなど

これを直させるとします。すると今度は、ストレスがたまり関係が悪くなってしまったり、最悪の場合は不倫に走ってしまったり・・・こんなことがないとは言えません。つまり夫婦生活でいう「欠点を直す事、それは良い部分が失われる事でもある」という例です。

いやな言葉ですが「判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚する」なんてことを言った人がいますが、結婚を決めたとき、たとえ判断力が鈍っていたとしても、全く欠点がない人だとは思っていなかったでしょう。
また欠点があっても、その欠点があるからこそ「その人」だったはずです。

もし今、夫婦生活で悩まれているのでしたら、ぜひ落合監督のこの言葉を少し自分なりに解釈し、もう一度冷静に考え直してみては如何でしょうか?それでも我慢できないようであれば、ぜひ当事務所へお越しください。微力ですがお力になりたいと思います。

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