井原総合法務事務所

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  • 253月

    さて、先ほど医薬部外品は化粧品と比べて、大きな壁があり、そう簡単には製造販売できないと書きました。ただ、どうも最近は医薬部外品を製造販売したい!という方が多いように思います。

    ただ先ほど医薬部外品は「承認」という手続きを通過しなければ製造販売できないと言いました。実はこの承認は、既に今までどこかの会社が販売している製品と同一又は類似していれば、承認の中でも比較的簡単に承認は取得できます。
    ただし承認には承認基準というのがあり、この規格内の原料を使用しましょう!などとある程度決まっております。
    つまり、独創的な医薬部外品を製造販売しようと思うと、そう簡単には出来ず、結局はみな似たような製品になってしまいます。ドラッグストアー等々で医薬部外品を見てみるとお分かりになると思いますが、どれもほぼ似たような製品が多くあります。

    一方で化粧品では、「この成分は配合してはいけませんよ」「この成分はこの%以上は入れてはいけませんよ」という基準はありますが、この基準さえクリアすれば、結構、独創的で斬新な製品の開発が可能です。おそらく私見ですが、医薬部外品より楽しいように思います。
    製造販売しようと考えれば、安い費用で、少ないロット数で、数週間もあれば製造販売できる。化粧品のこのメリットは大きいと思います。
    開発費を除けば、手続き料は無料です。定まった分析などを行う必要がない為、10個や100個程度からでも製造販売が可能です。その時その時の流行にすぐに対応して、製造販売が出来ます。
    このメリットは非常に大きいと思います。

    もちろんホワイトニングや雑菌消毒などという効能は化粧品では言えませんが、それ以上に誰でもが簡単に参入でき、もし売れなかったならば、次の新たな製品の製造販売も簡単に行えます(手続き上、開発を除く)。

    ちなみに海外コスメの中でいわゆるデパコスと言われるデパート(百貨店)などの1階で売っているものは、最近一部医薬部外品も出てきましたが、まだ化粧品の部類で販売している製品って多いのですよ。もちろんそういう海外メーカーはブランド力がありますから、色々効能を言わなくても、売れるのだと思いますが、現代のネット社会では、無名な会社の化粧品でも意外なタイミングで爆発的に売れることもあります。

    ある行政担当者が言っていました。
    「なぜ皆は医薬部外品、医薬部外品っていうのだろう・・・。化粧品の方が製造の幅も広いし、楽しいんですがね・・・」と。私も同感でした。

    もちろん医薬部外品より化粧品の方が良いと言っているわけではありません。医薬部外品の方が良いこともあります。ですから医薬部外品として販売したいと希望されるならば、私は専門家として全力でご協力します。ただ、その前に化粧品から始めてみてはいかがでしょうか?と思う時もあります。

    詳細はこちらのサイトをご覧ください。
    http://www.office-ihara.com/kesyou/

    Posted by ihara @ 11:07 AM



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