お昼のニュースで・・・

今日のお昼に「行政書士 逮捕」というニュースが流れました。非常にショッキングです。内容は、弁護士法違反です。行政書士が債務整理を受任し、裁判までしたとかいう内容だったと思います。

われわれの業務は、この弁護士法違反と紙一重のようなこともあり、業務を請け負うとき、また、行っているときは非常に神経を使います。おそらく今行政書士として頑張られている先生方も同じような気持ちで、業務を行っているのではないかと思います。

再度、気を引き締める上で、行政書士業務を確認したいと思います。

行政書士は、官公署に提出する書類、その他権利義務または事実証明に関する書類の作成をすることを業とします。また、その書類の作成について相談に応ずることもできます。これが、おおざっぱな行政書士の業務です。そして、重要なのが「他の法律において制限されるものについては、業務を行うことができない」ということです。これを守らず、逮捕へ至るケースが行政書士は多いのではないかと思います。

しかし、国民の利便を本当に考えるならば、今の法律は変えなくてはなりません。というのも、ワンストップサービスというのができないからです。ですから、国民の皆さんは、いくつもの士業を回らなくてはならないということが起きてしまいます。たとえば、相続手続きなら、遺産分割協議書を行政書士、相続登記を司法書士、相続税は税理士・・・というようにです。国民の利便性を考えるのならば、「委任された業務に付随する業務は、他の法律で制限されていても、その限りではない」という、法律の一文を作っていただければなんて、思ったりします・・・・・・・・。そうすれば、ワンストップサービスが可能になります。

とまあ思う今日この頃です^^

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