カール販売中止?

「それにつけてもおやつはカール♪」というCMで有名なお菓子のカール。
私が小さい頃は口ずさんだりしていました。小さいときだけでなく、大人になっても会話の中で出てきたこともあります。知らない人はいないのではないかと思う程、有名なお菓子ですよね。

それが販売不振で東日本では今夏から、西日本でも販売縮小ということになったようです。そのためか、購入者が増え、商品棚から消えているようです。

私は西日本に住んでいますから、まだ食べる機会を持てるかも分かりませんが、東日本の方は、なかなか手に入らなくなりそうですね。

なんとなく残念です。

いつでも手に入ると何も思わないものが、いざ手に入らなくなると思うと急に欲しくなる・・・カールのお菓子だけに限らず何でもそうですね!

当たり前のようにあるものが、急になくなる。悲しさを感じます。ただこれも当たり前のことで、もっと昔までさかのぼると、さらに色々な商品が消えていっています。そして新たな商品が発売され、いずれ消えた商品のことを忘れる、の繰り返しであったのではと思います。

昔、何かの講演で聞いたことがあります。京都の100年以上も続く老舗のお店に「なぜ、ここまでお店は続けられたのですか?」と問うたそうです。多くの答えは「時代に合わせて変化をしてきたからです」だったそうです。驚きました。伝統を守り続け時代に流されず、良いものは変化させなくても売れてゆく、そのように思っておりました。ですから老舗のお店も続いているのだと・・・。

しかしはやり時代に合わせて少しずつ変化をし、合わせていかないと続けることは難しいのでしょうね。何もこれは商品自体の変化だけではありません。商品自体は昔から変わらない製法で作って今でも好評の商品は多々あるようです。ただ販売方法を昔のままでいると時代の流れに取り残されるようです。おそらく老舗のお店でもただ店頭に並べるだけではなく、インターネットでPRをしたり、ネット販売をしたり、大手の小売店に出したり・・としなければ生き残れないということだと思います。これがいわゆる時代に合わせた変化でしょうか。

話は少し逸れますが、そういえば生き物界でも時代に合わせて進化した生き物が今も生き続けているのですよね。合わせられなかった生き物は絶滅していきます。例えば恐竜とか・・・

何事も流れに乗る、合わせる、そして変化するということが大切であると感じたので書いてみました。もう知ってるよ!っていう方がほとんどだと思いますが、もし今後のお仕事等で何かの参考に少しでもなればと思います。