許可申請を行政書士に任せるメリット

化粧品の許可申請を行う場合、行政書士に依頼をすると当然ながら報酬が発生し、なるべくならば報酬を節約してご自身で許可申請をしようとお考えの方は多いのではないかと思います。
もちろん、化粧品の許可申請自体は建設業の許可申請のように申請書類は多くなく、ご自身で申請をしようと思うと「あれ?許可が下りた」と言うような感じで許可が下りることがあります。

しかし何も分からず、とりあえず書類を揃え申請を行った場合、そのあとが大変です。許可を得るということは、ある一定の権利を得ることです。権利を得るのであれば義務も生じてきます。この義務を果たせなければ後で大きな問題に発展する可能性があります。

他の行政書士事務所は分かりませんが弊所では、許可取得だけではなく、そのあとも末永く許可を継続し、安心して化粧品の製造や製造販売が行えるように手順書の内容のご説明を徹底的に行うようにしております。お客様には2時間も3時間もの説明を聞かなければならないのでご迷惑に感じるかも分かりませんが、ご協力を頂いております。またその説明の中で今後の実際の業務が見えてきますから、考えていなかった様々な質問も出てくることもあります。それに対しても一つ一つお答えし、解消してから許可を受けられるようにしております。

もちろん行政書士に依頼することは自由ですが、依頼をするメリットは十分あると思います。弊所では5年後の更新時に「行政書士に依頼しておいてよかった」と思えるように常に考え丁寧な業務を心掛けております。

ご自身で許可を取得し、途中で「分からない。やっぱり行政書士に任せよう」や「許可申請を担当した担当者が辞めてから分からなくなった」などという理由でご相談に来られる方がいらっしゃいますが、最初の許可の状況や、その後の状況が分かりませんので、私の労力は非常に大きく負担となります。するとどうしても業務時間も長くなりますので報酬も上げざるを得なくなります。

行政書士に依頼をすると費用が発生するという金銭的なデメリットはありますが、メリットもあります。各社状況は様々だと思いますが、「許可後のアドバイスはなく許可申請だけしかしません」という場合は別として、許可後のことも考えながらアドバイスをし許可申請を行う行政書士ならば、ご依頼をするメリットは高いのではないかと思います。

せっかく築き上げた会社の信用などを化粧品の許可を取ったが為に大火傷したなどあると、とても残念ですから。