公益法人制度改革について

昨今、国会やニュースで話題となっている「天下り」「わたり」の問題、皆様いかがお考えでしょうか?なかなか大賛成!という方はおられないと思います。やはり、我々の税金を使われているということ、いま国の財政が破綻状態にあるということなどから私としても、あまり甘心することではないように思います。

しかし本日、麻生総理も禁止する政令を作ると言われましたので、少しは良くなるのではないかと思います。

さて、その天下り先となっているのは、公益法人です。世の中には、公益法人と呼ばれる法人は無数にあります。中には、何をやっている法人なのだろうと・・・?思う不思議な公益法人もありますが、中には本当に必要な公益法人もあります。そして、少ない人数で事務員が必死で作業をこなし、皆様のために頑張っている公益法人もあります。テレビなどを見ていると、公益法人はすべて無駄!見たいな印象を受けますが、そうではない公益法人を知っているので、ここで皆様にわかっていただければと思います。

ところで、その公益法人には、社団法人と財団法人がありますが、この度、「公益法人制度改革」という改革が行われます。そして、本当に公益性のある公益法人を「公益社団・財団法人」となり、その他は「一般社団・財団法人」となります。つまり、先ほど言ったような「何やっているか分からない不思議な法人」は一般社団・財団法人となり、今までのような優遇はなくなってしまうことがあります。

まあ、細かく説明すると長くなってしまうので、説明はやめますが、この移行手続きを平成25年11月30日までに行わなければなりません。移行には、定款の変更など様々な業務が必要になってしまいます。先ほど言ったように、少ない人数で業務を行っている公益法人などでは、大変なことだと思います。残業などをしながらというところも出てくると思いますが、頑張ってください!(なんか冷たい感じがしますが・・・)

そしてもし、「ウチではちょっと事務員が足りなくて・・・」「難しくて任せたい・・」という公益法人がいらっしゃれば、井原総合法務事務所までご連絡ください。全力でサポートさせていただきます。よろしくお願い致します。

・・・・・と、最後は事務所の宣伝となってしまいました・・・

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