今年も残り少なくなってきました

ふと気付くと、もう今年も残り1ヶ月半程になりました。

毎年この時期になると言っているような気がしますが、ほんと1年って早いですね!

皆様は今年1年、どのような1年でしたか?

私の今年1年は・・・

まだ1年の総括はやめておきます・・・。まだ1ヶ月半も残っていますので・・・

ただ、そろそろ1年の総括をするうえで、今年1年で成功したことや失敗したこと、その結果成長できたことなどの、いわゆる1年の実績を振り返っていきたいと思います。

そして年末には、1年を通しての反省、そして来年への目標を決めたいと思います。

ソープ経営者ら逮捕

以前このブログでも書きましたが、売春防止法について逮捕者が出ました。

逮捕容疑は、経営するソープランドで、女性従業員が客に売春するのを知りながら個室を提供したとしています。

このことから分かるように、日本ではたとえソープランドでも売春(本番行為)は禁止されています。
ソープランドは、個室を個人事業主の女性に賃貸しているに過ぎません。
経営者は、その中でどのようなことがあるのか分かりません・・・というスタンスです。
ただ経営者が性行為を強要したりあっせんしたりすると、管理売春で罰則ありの逮捕の可能性ありです。

一方単純売春は罰則ありませんので、中で性行為が行われても、お客や女性は罰則の対象ではありません。
これは、恋愛と売春の区別が難しいからです。
お客と部屋で話をしているうちに、愛情が芽生え性行為を行った。お客は、女性に愛があったのでプレゼントをしたい。でもプレゼントは何を買えばいいか分からないから、お金をあげた。
このロジックをどのように法は崩していくでしょう?大変難しいですね!

行政書士試験と実務について

11月は行政書士試験があります。

最近の行政書士試験は、難易度が高くなり、法科大学院生でも合格点に達する人は少ないそうです。(専門分野より一般常識の足切りになる人が多いそうですが・・・)

しかしこの行政書士試験ですが、はっきり申しまして、実務にはほとんど関係がありません。もちろん、法律の考え方は多少身に付きますが、合格し行政書士として登録してすぐに、業務を行うのは到底ですができません。色々な実務書を読み、行政機関と話し合いをし、失敗を繰り返して一人前になります。

では、試験は全く無意味か??というと最近そうではない気がしています。

というのは、知識ではなく試験問題の処理能力です。行政書士試験は、時間との戦いです。そして、引っかけが問題のあちらこちらに隠れています。このいわゆるトラップに引っかからずに、手際良く正確に問題を処理する。これが出来て初めて「合格」のふた文字が見えてきます。(知識と思考能力がないと、ただふた文字が見えるだけですが・・・)

これは、実務にかなり影響します。行政書士の仕事は、素早く正確に次々に業務をこなさなければ終わりません。

行政書士試験では、まずこの基本である「素早く正確に」という能力を試しているようにも思います。

今、試験勉強をされている方は、もう知識のインプットは終わっていると思います。これからは、その知識を素早く正確にアウトプットし合格に向けて頑張ってください。きっと実務で役に立つと思いますよ!

最近の政権についての私見

最近、事務所業務などが立て込んでおり、なかなか新聞にも目を通せない日々が続いております。

その中で、時々テレビやラジオで耳にするニュースについて、私見を述べたいと思います。

少し古いニュースになりますが、自民党の総裁選です。
安部元首相が、自民党総裁になりました。首相時には、仲良しグループの集まりと揶揄され、閣僚会議で他の閣僚が首相より早く座るなど、リーダーシップが見えないと批判されていました。結果、就任時の高い支持率から、支持率が急降下し、最後は体調不良を理由に辞任しました。辞任会見で、また機会があれば首相として頑張りたいと、おっしゃっていたことが、もしかすると現実になるかもしれません。
安部さんは、マスコミからは右派(国家主義、民族主義、国粋主義)と言われているようです。今の日本には、必要な思想かもしれません。

しかし、何事も行き過ぎはいけません。ちょうど良いバランスが取れるような政権が必要だと思います。(安部首相の時に、田中真紀子議員が、安部坊ちゃんが、右にとっとっとと傾きだしたら、それを修正してあげなければいけません、なんて言ってたように思います)

さて最近の政権は、
衆議院の3分の2の議席確保!大勝利!→閣僚の不祥事、マニフェストが守れない、漢字が読めない、リーダーシップがない・・・→支持率急降下→首相辞任→解散→衆議院の3分の2の議席確保!大勝利!→・・・・繰り返し
こんな感じではないでしょうか??
国民の支持率の乱高下・・・なぜ国民の支持率はこの様に乱高下するのでしょうか?私見ですが、これは情報に問題があるように思います。

国民が知り得る情報源は、ほとんどが新聞とテレビです。しかしその情報、真実でしょうか?それともマスコミが作り上げた情報でしはないでしょうか?もし前者なら、日本の国会議員は同じ過ちを何度も繰り返す、会社で言えば低迷社員でリストラ対象社員ばかりですし、また同時に選んだ国民も同様です。そしてもし後者なら、日本の政治は、国会主導や官僚主義などではなく、マスコミ主導の政治の様な気がします。

私は、個人的には後者の様な気がしております。なぜなら、新聞、テレビなどのマスコミはみな同じことを言っているからです。

私はもっと新聞にしてもテレビにしても多くのチャンネルが必要であり、様々な意見を持って(信念を持った)様々な情報を流すマスコミが必要だと思います。どの新聞も、どのテレビも同じことを言っている・・なら新聞もテレビも1チャンネルで良いのでは・・・と思ってしまいます。

そして多くの多種多様な情報を国民に流し、その中から、各国民が独自の意見を持つ。こうなれば、上記のような愚かな(?)繰り返しの政権ではなく、安定し、偏らない政権が出来るのではないかと思います。

もちろん、国民自身もアンテナを張り巡らせ様々な情報を得る努力は必要だと思います。

こんなかっこいいことを言っていますが、冒頭にも書きましたように今現在、私自身、この努力が出来ていません・・・

反省の意味も込めて、今回はブログに書かせて頂きました。

山中教授 ノーベル賞!

先日からニュースで報道されているように、京都大学の山中教授がノーベル賞をとりました。

同じ日本人として、とても誇らしげに思います。

しかし、研究費の事がニュースで言われているように、アメリカなどと比べると研究費が大変少ないそうです。

なぜ日本は研究者やオリンピック選手の育成に予算を多く組まないのでしょうか?

日本は「人」が財産です。その財産を育てるような予算を組まないと、日本の今後はどのようになるのでしょうか?

政治家は、与党になるかならないかなど私利私欲に走らず、もっと生産性のある議論をして、明るい未来のある日本にしてくれることを切に願います・・・。

10月1日は法の日

10月1日は、法の日とされています。「法の日」は国民の皆様に,法の役割や重要性について考えていただくきっかけとなるように設けられました。

行政書士も、法律家と呼ばれいますので、この「法の日」とは関係が深い物があります。
弁護士、司法書士、行政書士・・・10月1日は法律家が、国民の皆様に法を少しでも考えて頂けるように頑張ります。

ちなみ10月1日の神戸新聞に私の事務所が載ります・・・良かったら見てください^^(名前だけですけど・・・)

書面に残すことの大切さ(行政書士の役割)

我々行政書士は、書類作成のプロです。様々なお客様の権利義務を守るために、日々色々な書類を作成しています。
そして作成する具体的な内容としては、今後のトラブルが起きないように、万が一トラブルが起きても大きなトラブルにならない為に、という内容です。医療でいえば、インフルエンザワクチンを打つ仕事のようなものでしょうか・・・

一方、弁護士は、もちろん前記のような書類作成もしますが、どちらかと言えば、一旦紛争になった物を解決に導く様々な業務を行っています。これも医療で言うと、診断し処方し薬を出したり、手術をする仕事とでもいえるでしょうか・・・

以上のことから、より多くの国民が自分の権利義務を守るための書類を作成してると、弁護士にかかわることは少なくなりますし、法廷紛争というつらい経験をすることも少なくなります。しかし、「分かってはいるが、なかなか・・・」というのが現実で、「書類に残さなくても・・、そこまでしなくても・・・」っというの人がほとんどです。

そこで今日は先日ラジオでニュースになっていたことを紹介します。数字ははっきり覚えていませんので間違っているかもわかりませんが内容は以下の様な事です。

ある美容院に、グル―ポンという会社の営業マンが来ました。

その営業マンは「このクーポン券を1500枚発行して、クーポン券を持っている人には通常の12000円の代金を2980円にしましょう」と言いました。

美容院側は、「そんな1500枚も発行して1500人も美容院にお客様が来たら他のお客様に迷惑がかかるから無理です」

そうすると営業マンは「そんな1500人も来ませんよ!よく来て2割程度、せいぜい300人程度ですよ

そこで美容院側は「じゃあ・・・お願いします・・」

ということで契約。ところが、実際は1500人ほとんどのお客様が来店し、その結果、常連のお客さまなどの予約が入れられず1700万円の損失となりました。

当然美容院側は怒ります。「話が違うじゃないか!大赤字だ!損害を賠償しろ!」

裁判となりました。結果は、美容院側の敗訴、グル―ポンの勝訴となりました。敗訴の理由は、営業マンが「そんな1500人も来ませんよ!よく来て2割程度、せいぜい300人程度ですよ」と言った証拠がない、との理由で美容院側の主張を認めなかったそうです。

もし契約の時に、営業マンの言ったことを書面で残していたならば・・・どうなっていたでしょうか?

まず裁判沙汰にはならなかったかもしれませんし、なったとしても敗訴とはならなかったかもわかりません。
どちらにせよ、ここまで大きくはならなかったでしょう!

このように、仕事の現場や日々の生活において、書面を残しておくことで、大きなトラブルや大きな損失から守られることが多々あります。どうしても、「まあまあ・・・」とか「書面なんか作ると相手を疑っているようで、心象が悪いから・・・」という気持ちにはなりがちですが、一旦トラブルになると関係は、お互い悪くなります。お互いの為にも、大切なことは必ず書面で残すようにしましょう!

というお話でした・・・^^

もう9月・・・

もう9月に入り、5日経過しました。

夏休みも終わり、学生たちは新学期を迎えているようですね!

早いですねえ。あと1ヶ月もすると本格的に秋を感じる季節になるなんて・・・。

1日1日を大切に過ごさなければなりませんね

薬事法の難しさ

先日、夏風邪をひき、治ったと思ったらまた体調を崩し・・・なかなか治らなかったのですが、ようやく完治してきたようです。

夏風邪は、ほんとしつこいようなので気をつけなければ!

さて表題にもありますが、薬事法はとっても難しい法律です。私の事務所は、化粧品や医薬部外品、医療機器の製販業や製造業の許可申請を代行しておりますが、つくづく難しさを痛感します。

というのは、薬事法には薬事法施行規則、薬事法施行令、各種省令、通達などが絡み合っており、また薬事という専門的な知識も必要という大変ややこしい内容となっております。このすべての法律などを網羅しないと、許可は取れても運用ができない。そもそも許可が取れない・・・ということになってしまいます。

今は不景気で許可申請も自社で行う、または自分で行うという会社や個人事業主の方が多くなってはいますが、この薬事に関する許可だけは、素人が手を出すと、とんでもない痛い目に合うか、とんでもない労力と時間を費やすか、という結果になってしまいます。

できれば費用はかかりますが、専門家に相談し時間と労力の無駄をなくすようにすることをお勧めします。

追伸:医薬部外品や医療機器は、さらに承認申請も必要です。これは厚生労働省(PMDA)に提出しますが、最低でも半年。長ければ1年以上かかります。そして、医療機器に関してクラスによってはQMS省令の認証の必要も生じ、このQMS省令認証に関してはクラスにより認証機関であったり、都道府県であったりとややこしいです。

夏期休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて弊所の下記休業のお知らせを申し上げます。

<夏期休業期間>
8月15日(水)~16日(木)
8月17日(金)より通常通り業務を行っております。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解をお願い申し上げます。

なお、夏期休業期間中も転送電話にはなりますが、受け付けは行っております。
面会予約や急なお問い合わせは、メールまたはお電話にてご連絡致しますようお願い申しあげます。